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今年は雪が圧倒的に少ないですが
豪雪地での設計業務は雪との戦いといっても過言ではないでしょう。 まず雪の処理を考える・・・ 落雪式か融雪式かはたまた耐雪式か手掘りで行くか。 敷地条件と予算、家族構成などから最適な方法を模索します。 今年のようにもし雪が降らなくなったら 造られるべき家の姿も大きく様変わりするはずです。 過去の模型をいくつか並べて考えました。 屋根の勾配が急なのは雪が落ちやすいように、 緩いのは雪下ろしや融雪が効率よく出来るように。 んーーー 雪国の生活を豊かにしていく為に必要な家造りって一体なんでしょうね? そもそも雪国だからと決め付けていいものでしょうか・・・ 断熱性能万能主義は家造りの本質を 霞ませてしまう危険性があります。 私なりに正しいことは何かと考えたとき 「山の中に暮らしているのですから地元の木で家を建てませんか?」 と言いたいです。 もっと自分の地域を自分でよくする気持ちで家造りを考えたいものです。
by yui-arc
| 2007-02-13 22:06
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