新潟県新発田市十日町市結建築設計室  阿部正義の日々ログ 
by yui-arc
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
カテゴリ
全体
コーヒー
sketch book
works
大地の芸術祭
これ食べた
自給作戦
さんぽしゃしん
studio*H5
こんなモノ
こんなとこ行った
未分類
ライフログ
====リンク====
フォロー中のブログ
松之山の四季2
irei blog
OMソーラーの家「Aib...
ひだまりミュゼ pho...
ひなたの場所
スタジオ紡
ひとりごと
のんたんのデジタルな風景
神戸ポタリング日記
伊藤寛のblog
日月出づる処より
コイワびと。
セノのセブログ
のんびりニイガタにっき
プチ田舎Life wit...
笑う不動産屋
| news設計室 |・...
日日日影新聞 (nich...
タマケンブログ~工務店の...
Squat Shop Blog
im Bau
兵庫 神戸 須磨の一級建...
BLOG | GARRO...
ブログパーツ
タグ
(3)
(2)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
ブータンの謎
今朝の毎日新聞朝刊、時代の風:ブータンに見た「逝きし世」を読んで永年抱いてきた謎・・・という程でもありませんが腑に落ちなかった事に一つの解答を得ました。

2003年の年末に正月休みを利用して旅をしたのを想い出します。
一人で海外に行くのが初めてで、しかもそこはヒマラヤ山脈の麓という辺境の地。
飛行機はタイとコルカタで乗り換えが必要で二日がかりやっとたどり着ける場所です。

なぜブータンに興味を持ったのか記憶が定かではありませんが
当時「神楽坂建築塾」で知ったばかりのバナキュラーという言葉に触発され
辺境の土着建築を肌で感じたいと選んだのが「ブータン」だったような気がします。
その時のレポートを短縮したものがコレです。

国民総幸福を掲げる国ブータン。
笑顔が自然で生活も至ってナチュラル・・・決して経済的に恵まれているとはいえないのに
その姿勢には一本筋が通っているように感じました。

国土が狭く山に囲まれ人口が少ない多言語多民族国家。
武器や軍隊、経済では国を守ることが難しい中で雷龍王が打ち出したのがアイデンティティを守る施策。
グローバル化が進み国境ラインがどんどん薄くなっていくと
国民自身がその国の存在意義を見失ってしまう危険性が大きくなります。
それを現代においても守ろうとしている、それがブータンという国だったのです。
そう、これが謎の解答です。

そしてこれが奇しくも100年前の日本と重なる部分が多い。
開国当時、独自の文化が色濃く残る日本はその豊かな文化性、精神性で来訪する外国人を驚かしました。
コレはそのまま日本の中の僻地や地方都市にも当てはまりそうです。
住んでいるひとはなかなか気づきにくいのですが
地方には地方の優れた食文化や生活の知恵、文化性が色濃く残っている所も多いのです。

都会にあって地方にないものを「ないものねだり」で持ってきても
地方はかえって疲弊するばかり。
独自の文化が薄まると「引力」も急速に衰えて人口減少に拍車がかかるという
負のスパイラルに陥ってしまう現状は、正にこの辺に理由があるのだと思います。

よく言われるのが「良い道や橋やトンネルができて都会が近くなって人口が増えると思ったらその道を通ってどんどん人が出ていく」って。

グローバルとか国際競争力とかう言葉の影で薄まっていく日本人の独自性。
競争しなくてももともとあるものを磨く事で評価される部分は多い気がしますし
それこそが世界に求められているのではないでしょうか。

今朝は新聞を読んで色々考えてしまいました。
[PR]
by yui-arc | 2012-07-15 11:40 | その他
<< アオーレでモバイルしてみました アナログとデジタル >>